住みたい街
先日HOME'Sから「買って住みたい街ランキング」が発表されてネット上だけでなく家族からもその話が出てきたので、今すぐに引越しを考えている訳ではない人にとっても「どこに住むか」というのは常に気になる話題なのだなと感じました。
SUUMOのやっている「住みたい街ランキング」では恵比寿や吉祥寺、自由が丘などが強い印象でしたが、今回の「買って住みたい街ランキング」では一位が船橋で二位が目黒(恵比寿のすぐ隣)と、街に対して求める要素が
テーマパーク性→価格・機能性
に変わっていると感じました。
こうした話題に関して今まではどちらかというと「住みたい街ランキング」側の評価軸で楽しんでいましたが、就職活動というタイミングにおいては「買って住みたい街ランキング」側に自分の興味も無意識に傾いていることがなんともおかしく感じられました。
というのも、僕は現在実家から大学へ通っていますが、ずっとなるべく早く実家を出て一人暮らししたいなと考えているからです。
いくつか理由はあって、
家計を完全に分離させて経済的自立するのがどういうことなのかちゃんと理解したい、
誰にも邪魔されずに考え事や読書を行える場所が欲しい(僕はリビングという空間が好きなのですが、両親がお喋りなのであまりリビングでは集中できません。笑)、
自分の趣味で部屋を管理したい(小さい頃秘密基地を作って遊んでいたのと全く同じ動機です)、などです。
就職先を考えるにあたって勤務地がどうなるかというのは多くの学生にとって大きな要素になってくるのでしょうし、ここに入社することになったらどこに住もうかしらなんて思いを巡らせるのも中々楽しいですよね。(取らぬ狸のなんとやらですが、、)
地方に行ってみるのも海外に行ってみるのも良い経験になるのかなとは普段から思っていますが、いざ企業側からのアンケートで勤務希望地を提出しなければいけないとなると、原因不明の不安に駆られて「東京のみ希望」みたいな選択肢を選んでしまいそうになります。
この理由としては、しっかり自分の中で日本の各都市の状態を比較検討しきれていないことがあると思っていて、
例えば東京に魅力を感じるものの1つにファッションがありますが、
これは流行りの服装が手に入りやすいということと同時に、その服装の文脈を理解する人がいて、彼らと価値観を共有しているという感覚そのものがファッションの魅力と言っても過言ではないと思っているので、
どんなにamazonやzozotownが地方へのサービス網をより強固なものにしていこうが東京のある種社交場のような機能という面での優位性は脅かされないと思っています。
ただ、都市の評価軸をより洗練させるという観点からは地方に住んでみるのは悪いことではないと思っているので、やはり「どこでも勤務可能」にすべきなのだろうなと再認識した今日でした。おやすみなさい。
量より質
こんなことを感じてしまうにはスキル・知見からしても早すぎるとは思うのですが、最近いわゆるSNS疲れになり、何かに対する他人のリアクションに心底うんざりするようになってしまいました。
例えば去年の夏や秋と比べてTwitterの利用を減らしたことや、NewsPicks→日経電子版という利用するニュースアプリの重心の移動にそれが現れています。
基本的には好奇心の赴くままに、自分の知っている領域に隣接する未知領域を知りたいなと思っているので、そこに未知領域があるという朧げな像を掴むために意識的に他人のコメントを追ってきました。
これはそもそも僕の知っている領域が世の中のあらゆる情報の領域や、尊敬する人の持つ知識の領域に比べてかなり小さいことを痛切し、少しずつ離散的に知っている領域を増やしていくことで、最終的にスティーブ・ジョブズがかつてスピーチしたように"connecting the dots"していきたい
という意図があってそうしていたのですが、
TwitterやNewsPicksのコメントを全部追ってると個人で処理しきるには点が多すぎるし、こんなことをしていては点と呼べるほどの面積すら持たないなと痛感しています。
そうしたことから滲み出てきた敗北感みたいなものを、他人のコメントへの嫌悪感として変換しているのだと思います(笑)フロイトの防衛機制で言うところの合理化・逃避でしょうか(笑)
なのでしばらくはアウトプットを意識しつつインプット対象とする情報の量を減らしてみようかなと思っています。そろそろ英語を本気でやらないとまずいので、良い機会かもしれませんね。
どうせまた同じところに戻ってくる予感はしているので、あまり考えすぎないようにします。おやすみなさい。
準備の準備の準備の....
テレビを見ていたら
旅行会社の企画した国内パッケージツアーを利用していわゆる"おひとり様"で旅行をしようと考えている中高年層向けに、ツアー当日の集合場所(東京駅、羽田空港)を予習するためのバスツアーというのが企画されていてとても驚きました。
例えば羽田空港まで京急線に乗って来た場合は改札からどういった経路で待ち合わせ場所まで向かえばよいか、といったことをガイドさんが先導して実際に案内してあげ、
その後は羽田空港でちょっと豪華なランチを食べるプログラムで、価格は4900円ということでした。
なるほどなと思ったのは、ランチ時にツアー参加者同士で情報交換など交流を行える場も設けられていたのですが、
参加者をおひとり様限定にすることで全員が周りに他人だらけという「旅の恥はかき捨て」的状態を作り出していたことです。
予め参加者の属性を周知することでお互いで質問や会話がし易いでしょうし、なにより似た悩みを抱えている人同士で悩みを共有するだけで安心感が得られるのだろうなと思いました。
(そもそも予習ツアー自体にも参加しやすくなったのだとも思います)
僕は小心者なので未経験のことを初めて利用する時に一人だと中々緊張しますし、そういった際にネット検索でブログなどを見つけ出し勝手を予習して安心感を得ることが多いですが
この"ネット検索で予習することで得る安心感"を、ネットをあまり使わない中高年層というターゲットに対して
事前に現場を案内してあげることで上手く提供しているなと思いました。
(実際、番組が撮影していた予習ツアー内では皆さん勉強熱心に紙とペンでメモを取られていて、
こうした形式が一番安心する層はまだまだたくさんいらっしゃるのだろうなと感じました)
高齢人口の増加と結婚率の低下という2点から今後も独り身の中高年層は増加していくと予想でき、
なおかつ時間的余裕と金銭的余裕という観点からも、彼らは旅行というレジャーの大きな消費者群になるでしょうから
こうした一人であるが故の不安・ハードルを上手に取り込めるかどうかは大事な要素なのだと理解できました。
(同時にあらゆるサービスに求められることも想像できます)
ちなみに参加者の中のお一人の方は、予習ツアーの集合場所の予習に上野駅を下見されていらっしゃったそうで、中々笑えないオチだな〜なんて話していました。
僕の生活に救世主現れてほしい
D'Angelo大先生が去年の暮れに突然リリースした「Black Messiah」を聴いています。ギターの比重が高いこのアルバムほんと最高ですね....。
絶対飽きる気がしないです。
一生付き合っていけそう。
圧と鬱
全然元気が出ないので取り敢えず家を出て音圧がすごい曲を聴いています。